ブダペスト・ウィーン旅行記 20 [ブダペスト・ウィーン]
2004・2・2(月)ウィーン散策編 (教会めぐり)
一息付いた所で、アウグスティーナ教会へ。
フランツとシシィが挙式をした場所です。
そして、ハプスブルク家の人々の心臓が埋蔵されている場所でもある。
頼んで予約を入れれば見ることも可能だったみたいなのですが、予約はドイツ語のみ
だったそうで、断念いたしました。
次はカプツィーナ教会へ。
ここは地下墓所です。ハプスブルクの人々の骨が棺と共に埋葬されている所です。
入った瞬間、ぞっとしました。
冷気がありました。確実に霊感強い人はヤバイでなかろうかと思うくらいです。
鳥肌が立ちっぱなしで、ちょっと膝がガクガクしてしまいました。
照明も暗めでしたね。
あまりにも恐いと感じてしまったので、ささっと見ただけで出てしまったのですが
姉曰く、13~16世紀の棺の装飾はどれも毒々しかったらしいです
鷲のツメが棺の足になって、横にはライオンの頭やドクロで
棺の蓋にはキリストが貼り付けになってたりとか・・・まあ 日本にはまずない棺でした
あと、時代によっては、施されている紋章のデサインが違ったり
時代が現代に近づくにつれ、棺の装飾が簡素になってました。
マリア・テレジアの棺(夫も一緒に埋葬)は一番でかく、
豪勢な棺で偉大であったんだと思わせる。
女神がひっついてましたよ
献花が一番多いのはやはり、エリザベート(シシィ)の棺ですね。
隣は夫のフランツ・ヨーゼフ。彼にも献花はもちろんありました。
息子のルドルフの墓はあったのですが、婚約者の棺はやっぱりありませんでした。
来世でも結ばれないようにしてしまったんですかねえ
シシィも「私が死んだらここではない場所へ」とお願いしたそうですが
そんな願いは空しく、一緒に埋葬されてしまってますね
王宮の人間になるということは、自分がなくなるということなのでしょうか・・・・
そんなことを思いながら、腹ごしらえでチロル料理店へ
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